450年の昔、かの武田信玄は飛騨を攻め落とそうと進軍していました。さまざまな策略の中、千光寺は焼き討ちに遭いながらも必死に軍勢に相対したことで、武田勢は飛騨の攻略をあきらめました。
小京都、高山の街の鬼門に方角に建つ千光寺は、京都の鬼門に建つ比叡山延暦寺と同じように、こうして飛騨を守ってきました。多くの円空仏に守られ、博物館も併設する千光寺は、飛騨の子どもたちにとっては必ず行く遠足の地であり、母校斐太高校も相変わらずここへ歩いて行くという習慣があり、たくさんの思い出が宿る場所です。
そんな千光寺には、長老である大下大圓さんが作られたバザラホールがあります。そこでの「地球のステージ」は、この千光寺が世界の出来事の入り口になるという意味においても、万感の想い抱く特別な公演となりました。
昨年の故郷母校公演以来1年ぶりの高山公演ですが、「トルコ大震災救援篇」や「ウクライナ篇」という新しいシリーズをひっさげ、それでも相変わらずロエナスを語る「フィリピン篇」も健在なままに構成しました。
お寺だからなのか、千光寺だからなのか、大圓さんのお力なのか…。
途中から不思議な力を感じながら、語り歌っていました。それは、今風に言うと、このバザラホールが「パワースポット」になっているからなのかもしれません。8000ルーメンのレーザープロジェクターから投影される映像が、ホール正面に大きな扉を開けていました。
会場には母、兄がおり、いつもの故郷公演ではありましたが、これまでにない大きな意味を感じるのは、やはり大圓さんがこの千光寺を用いて、世界とつなげる活動を展開されているからだと思います。
公演後、大圓さんとの対談を行いました。様々なストレスやうまくいかないことを受け入れながら進む大圓さんの強い意志に、改めて「がんばろう」と思えたし、一緒に活動する仲間がいることこそ、大切な力の原動力なのだということも改めて納得できました。
「またやりましょう!」
そんな大圓さんの言葉がうれしかったです。
飛騨よ、千光寺よ、永遠なれ!
桑山 紀彦
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