JICAの遠藤さんは今、熊本県立大学に出向されて、世界への扉の開け方を若い人材に伝える仕事をしておられます。その一環で、昨年より「地球のステージ」をお呼びいただいており、今年は2年目「2番」の演目でした。大学生だけでなく、高校生も結構な数来てくれており、非常にやりがいのある熊本公演。
その魅力の一つが、実は終了後の交流会(茶話会)です。今年も昨年以上にいろんなことが語られ、特に遠藤さんが若い人たちに何気なく質問を振り、その答えの中で自分自身のことをしっかりと(時には涙を浮かべて)語っていこうとする若い世代に非常に感動しました。
中にいたのが南阿蘇の渡邉先生の息子さん。渡邉先生は熊本地震の時に一緒に働いた盟友ですが、その息子さんが言いました。
「僕たちの世代はネットから情報を得ることばかりで、しかもそうなると自分の好むことしか情報として入ってきません。学校の授業は“事実“だけを学ぶもので、人の生きた物語は全く伝えられていません。その中で、今日のステージは(ほしい)全ての要素が詰まっており、大変感動しました」
高校1年生の率直な感想でした。すごいな~と思うと同時に、ますますライブで物語を伝えていく意味を教えてもらった思いでした。
遠藤さんとはJICA北海道、帯広デスク以来のお付き合いですが、世界を駆け巡りながらこんなにも広い視野で学生たちと関わっていらっしゃることが本当にすばらしいと思います。来年は3番の演目ですね!!
さて、翌日は日本百名山の一つ祖母山(そぼさん)に登頂しました。九州とは言っても冬期です。頂上に近づくとマイナス10度の世界と15mを超える風に悩まされ、途中何度も登頂を断念しようかと思いました。しかし顔面に軽い凍傷を負いながらも登頂したその頂は、この世のものと思えないほどの絶景が。このままだと冬山登山にはまりそうです。これで日本百名山は33座。ようやく3分の一です。まだまだ先は長い…。
来年度は九州公演が少なくとも4回は入りそうです。そこでついに史上初めて大分の音響、平山さんのところにギターを2本置いて帰ってきました。これからも暑い九州人とのつながりが増えますように!
桑山 紀彦
新「風のモハマッド」完成〜山形公演で初演
Yahooニュースに出ました
次は北九州だ〜
三田高校への感謝
深谷さんという存在
1,100人の小学生
5年ぶりの御殿場実行委員会
港屋のおばちゃん
創立29年周年
2年目の熊本公演
11年目の出雲実行委員会公演
新作2篇、公演開始しました
地球のステージ・カー、ハスラーが10年10万キロ
九州という情熱
佐賀県ユニセフ協会
落葉先生の集大成
13年越しの再会
秋のシリーズの始まり
高校時代の同窓会