今日はPSOPのトレーニングです。このPSOP=Psychosocial Oriented Persons:心理社会的に導かれている人たちとは、ガザで誕生させた概念です。それまではファシリテーターの養成を中心に行ってきましたが、それで食べていける人は少なく、なかなか心理社会的支援(PSS)の裾野が広がらない現状に突き当たっていました。そこで、学校の先生やコミュニティリーダー、ソーシャルワーカーや医療従事者という専門職に就いている人に、広く浅くこのPSSの知識を提供することでPSSの裾野が広がると考えたのです。
それはウガンダの現場でも非常に大きいニーズとして存在しています。
今日はシネマワークショップのシナリオ制作、読み合わせです。みんな一生懸命に取り組んでいましたし、何より「演ずる」ことの意味をちゃんとわかっていました。みんなに伝えたことは、
「時間をかけてトラウマに向き合ってきた人は、ついに他者を演ずる力を得る。他者のトラウマを知り、触れ、そこに自分のトラウマを溶かし込んでいく。この部分は自分のトラウマの物語、その部分は他人のトラウマの物語。それを全て内包してシナリオができあがっていく。それを演ずるということで、さらに心の中の自分のトラウマへの受容の力が高まっていく」
難しい概念かもしれないけれど、すでに参加者はその意味をよくわかっていました。
そして演ずる際には、少しオーバー気味に演じないと伝わらないこと。なりきることや自分の心の中の引き出しをいっぱい開けていくこと。撮影する側は、どんな画角で撮影したいかをイメージとして膨らませていくことなどをみんなで学んでいきました。映画や舞台の演出というフィールドが役割を果たしていく時です。
こうして日々の活動が順調に進んでおり、ウガンダ事業は6月末で終了します。それ以降は、この人材が将来に向けて活躍していくことが確信できるような、そんな時間でした。
桑山 紀彦
アッラーとヌールの報告
よい人材に恵まれて
みんな、人生の主人公は自分
シンポジウム、盛会に終わりました
涙の物語
ウガンダ事務所に着きました
ヌールのレポート
ヌール、見事なレポートでした
ガザからの叫び
写真展開催のお知らせ
NHK World Japan
帰国、そして山へ
(東ティモール)母子病棟の着工式
出国します
UN Womenとの協働事業
終わらない戦争
ガザへの想い
苦悩するヨルダン川西岸地区
ラマラに着きました
三田高校への感謝
パレスチナに行って参ります
第1回、モハマッドを偲ぶ会
モハマッド等身大パネルと偲ぶ会のご案内
マルワさんの出域が許可されました!
モハマッドを偲ぶ会
映画「ななおの海」完成試写会のお知らせ
マルワさんのその後、アッラーの動き
第2回報告会のご案内とマルワさんのその後
ガザとミーティングができました
モハマッドの奥様に回復の兆し
この時代に生きて〜モハマッド・マンスールの遺した想い
「報告会〜モハマッドの死を受けて」開催のご案内
状況報告会とお別れの会を開きます
モハマッドが殺害されました
(東ティモール)新規事業の署名式
(東ティモール)産婦人科エコートレーニング最終試験
(ウガンダ)片野田専門家のPSSセミナー
14年目の3月11日
ついに常盤貴子さんが映画に出てくれることになりました
(ウガンダ事業)携帯のアンテナ
(東ティモール)ソーラーパネル設置記念式典
(ウガンダ事業)「好きなこと、好きではないこと」
深谷さんという存在
(ウガンダ事業)忘れられないあの日
(東ティモール)テレーズさんと双子
1,100人の小学生
ウガンダ版アイスブレーキング
5年ぶりの御殿場実行委員会
(ウガンダ)大人向けPSSワークショップとPSOP研修
食糧配給、さっそく実施
港屋のおばちゃん
(東ティモール)エコートレーニングのフォローアップ研修
ついに停戦
創立29年周年
行く年来る年
2年目の熊本公演
ここまで来たんだ
アイダとの再会
変わりゆく東ティモールの医療
育っていく医療従事者
いつの間にか大所帯
東ティモールに出かけます。
11年目の出雲実行委員会公演
(東ティモール)母親学級モニタリング
新作2篇、公演開始しました
(ウガンダ)PSSワークショップ最終発表会
地球のステージ・カー、ハスラーが10年10万キロ
九州という情熱
佐賀県ユニセフ協会
(東ティモール)大学生の視察・調査受入れ
落葉先生の集大成
13年越しの再会
(ウガンダ事業)保護者ミーティング
NHK出演からの3日間
NHKと安達太良山登頂
秋のシリーズの始まり
高校時代の同窓会
(ウガンダ事業)スタッフの成長を感じた1週間
NHKクルーと一緒に山登り
ローマ教皇が東ティモールを訪問!
帰国しました
たった1時間の演技力
帰路〜空港まで12時間の道のり
リチャードの物語
映像と演技の持つチカラ
音楽の持つチカラ
18歳の6年生、オイキの物語
ウガンダに入国しました
ウガンダに出発します
(東ティモール事業)エコー検査の研修を実施しました!
取り憑かれたように…
ウガンダでの片野田専門家の活動
青森の船橋さん
九州とのつながり
国際教育研究大会
能登半島地震から7ヶ月
神戸、そして四国へ
山藤さんという存在
ひさしぶりの茅ヶ崎公演