11月25日から28日まで、PSSワークショップを実施している小学校4校で最終発表会が開催されました。会場は予定よりも早く完成したメンゴ小学校に建設していたPSS多目的ホールです!
発表会には各学校の運営委員会、PTA、児童の代表者、宗教指導者、地域のリーダー、保護者が招かれ、子どもたちは5ヶ月間にわたって参加してきたワークショップの成果を発表しました。各小学校では、PSSワークショップで実施された「写真言語法」「描画法」「粘土細工」「はりがねの人生」「ジオラマ制作」について、発表担当者が発表会に向けて準備を重ねました。発表の前には、PSSワークショップの意義について招待者に説明し、一つ一つの活動を通して子どもたちがトラウマに向き合ってきたことが伝えられました。それぞれの発表後には、招待者から発表者にトラウマに向き合うことを支えるような質問が投げかけられ、PSSワークショップの考え方が伝わっていることが感じられました。
写真言語法での発表
ジオラマ制作では理想の街を作りました!
また、発表会では音楽ワークショップで子どもたちの経験をもとに歌詞を紡ぎ出して作詞した歌を全員で歌いました。招待者も子どもたちも1回だけでは物足りず、2回目の歌では招待者も前に出て子どもたちと一緒に歌ったり、踊ったりしながら、歌詞の意味を噛み締めていました。どの学校でも、つらい経験をした過去を振り返り、支えてくれた人々への感謝を表し、最後は社会に貢献する仕事につきたいと将来の夢について歌いました。子どもたちと一緒に苦難を乗り越えてきた保護者たちは、子どもたちが紡ぎ出した言葉に感動し、涙する場面もありました。
子どもたちの発表に感動し、涙する保護者も。
発表会の最後には、映画ワークショップで撮影した映画を上映しました。映画のシナリオは、子どもたちの経験をもとにスタッフが子どもたちと話し合いながら作り上げたものです。演技をすることが初めてだった子どもたちが、スクリーンの中で感情豊かに演技していることに招待者はみな感動し、また作品として完成していることに子どもたち自身も驚いている様子でした。
発表会後には、保護者や地域のリーダーたちから「PSSワークショップについて知ることができ、とても興味深い内容でトラウマに向き合うことの大切さを知ることができた」、「私の孫は耳が聞こえにくく留年を繰り返していたが、ワークショップに参加してから休まず学校に通うようになり、進学できそうでうれしい!」、「すばらしい活動なので、ぜひ今後も続けてほしい!」など、感激の言葉が寄せられました。
子どもたちは、PSSワークショップの集大成を保護者や地域の人たちと共有できたことで、社会と再結合する感覚を実感できました。ワークショップ開始当初は、自身の経験を言葉にすることができずに泣いてしまう子どもが多くいましたが、最終発表会で堂々と発表している様子を見て、彼らの強さを見ることができました。今後もPSSワークショップでの経験を忘れず、トラウマと共に強く生きていけるのではないかと希望を感じました。
また、11月29日にはファシリテーター養成研修も最終回を迎えました。15名の研修生が無事テストに合格し、ファシリテーターとして修了証を受領することができました!すでに地域でワークショップを開始しているファシリテーターもおり、これからPSSを地域に広める人材として活躍が期待されます。
あっという間の5ヶ月間でしたが、ワークショップを重ねるごとに子どもたちやファシリテーターの表情や表現力が変わっていくことを驚きと共に見守ってきました。保護者や地域の人々も子どもたちの変化を目の当たりにして、PSSの意義を理解してくれたと確信しています。
新作2篇、公演開始しました
(ウガンダ)PSSワークショップ最終発表会
地球のステージ・カー、ハスラーが10年10万キロ
九州という情熱
佐賀県ユニセフ協会
(東ティモール)大学生の視察・調査受入れ
落葉先生の集大成
13年越しの再会
(ウガンダ事業)保護者ミーティング
NHK出演からの3日間
NHKと安達太良山登頂
秋のシリーズの始まり
高校時代の同窓会
(ウガンダ事業)スタッフの成長を感じた1週間
NHKクルーと一緒に山登り
ローマ教皇が東ティモールを訪問!
帰国しました
たった1時間の演技力
帰路〜空港まで12時間の道のり
リチャードの物語
映像と演技の持つチカラ
音楽の持つチカラ
18歳の6年生、オイキの物語
ウガンダに入国しました
ウガンダに出発します
(東ティモール事業)エコー検査の研修を実施しました!
取り憑かれたように…
ウガンダでの片野田専門家の活動
青森の船橋さん
九州とのつながり
国際教育研究大会
能登半島地震から7ヶ月
神戸、そして四国へ
山藤さんという存在
ひさしぶりの茅ヶ崎公演
仮設住宅に集会所がない
能登半島地震から半年近く
広島県三原市、2公演
ついに20年!
松永さんとの時間
NHKラジオ第1〜聞き逃し配信はこちら
こんな中でも活動が
朝日新聞全国紙一面トップ
限界に近づくラファ
異様な緊張感
ナーセルさん
いよいよテント生活が始まった
モハマッドと話せました
いつも君を思う
モハマッドからの報告
パレスチナに行ってきます。
ラファに迫る危機
ガザのことをどう伝えていくか
すごい再会
あの日から半年
第1回ワークショップ大成功
岐阜県笠松町
ついに薬剤提供、食糧配給2回目実施!
東ティモールで新しい事業が始まります
13年目の3月11日
エコー症例検討会
天皇誕生日レセプション
歳を取っても…
緊急人道支援学会〜第1回大会
ついに食料配布開始!〜ガザ
モルドバという国
もう一つの“奇跡”
映画「奇跡」完成
1日セミナーを開催
表現力
短編映画の制作
最終発表会、無事終了
ウクライナ支援に出かけます
能登半島地震〜現場で見えてきたこと
避難所の子どもたち
被災地、門前町
涙が止まらない
能登半島地震の支援に向けて
今年初公演と能登半島地震について
伝えていくこと
モハマッドからのメッセージ
JPFでの活動が始まります
マルティーニャが助産師学校を卒業しました!
熊本県立大学〜JICA遠藤さん
東ティモール専門家による保健省セミナー
ガザの小さくたくましきスカウト
NHK「ニュース9」に出ました
心のケアが始まりました
いよいよ日曜日から緊急救援開始!
19年目の富山国際大学付属高等学校
支援活動開始まであと1週間
再び空爆が…モハマッド・レポート〜12月1日
第2期生のエコー研修最終試験
第3期生へのエコー研修
コープこうべとのつながり
モハマッドの写真が朝日新聞の1面トップに!
束の間の停戦〜モハマッド・レポート〜11月25日
モハマッド・レポート〜11月23日
ガザのニュースはめっきり少なくなりました