10月第1週目に、PSS(心理社会的支援)ワークショップの対象小学校4校で3回目の保護者ミーティングを開催しました。ミーティングでは音楽ワークショップと映画ワークショップの目的や内容、子どもたちの様子について保護者に説明しました。
保護者からは、
「以前は内気で学校の勉強にも集中できなかったけれど、ワークショップに参加してから明るくなり、年長者の話をよく聞くようになった。」、
「ワークショップがあった日は、どんな活動をしたかいきいきと話をしてくれる。参加する前より活発になってとてもうれしい。」と言った声が寄せられました。
「父親が亡くなってから、ずっと元気がありませんでしたが、ワークショップに参加してからは私(母親)が落ち込んでいると優しく話しかけてくれるようになりました」と涙を流す保護者の姿も見られました。
最後は子どもたちも参加し、音楽ワークショップで制作した歌を保護者の前で披露しました。そして桑山専門家と一緒に撮影した短編映画を鑑賞しました。
メンゴ小学校では、両親が離れ離れになって学校に行けなくなったけれど、叔父さんが学費を支援してくれて学校に行けるようになったことを歌っていました。
「がんばって勉強して将来は教師になりたい
子どもたちが試験に合格するように勉強を教えたい
看護師や医者になって人を助けたい
お金を貯めて弟の学費を払いたい、家族に必要な物を買いたい」
願いを込めて子どもたちは大きな声で歌っていました。
アンコールでは保護者の多くが席を立って踊り出し、一緒に歌っていました。
元気に歌う子どもたちの様子を見て、子どもの変化がうれしいと涙を流す方もいらっしゃいました。
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今年初公演と能登半島地震について
伝えていくこと
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