今年3月まで「地球のステージ」のスタッフで、ガザの事業を最もよく理解し、すばらしい動きをしてくれて、今はとてもよき友人であるガザ在住のパレスチナ人女性とようやく連絡が取れました。
日本のテレビ局からの出演依頼があり、その旨を話すと、今はとても難しいと言われました。そうすることで十分狙われる可能性があると。だから名前も居場所もお伝えできません。
最もリベラルで理性的、常に先を読みながら息子たちを育ててきたたくましき女性である彼女でさえも「沈黙」を選ぶ。それほど今回のハマスの攻撃に対するイスラエルの復讐は恐ろしいものになるとみんな思っています。幸い、ある国際機関のシェルターに子どもたちと共に避難することができているので、その座標を知っているイスラエル軍はそこを攻撃することはおそらくないだろうと踏んでいます。それでも彼女はとても恐れていました。
もしも今回の事でイスラエルサイドが、あくまでハマスの戦闘員のみをたたくという選択に出て、今までのような容赦なく民間人を巻き込むような反撃をしなかったら、国際社会はイスラエルをようやく平和希求国家として認めていくことになる可能性があります。
イスラエル人の友人もたくさんいる私は、普段着の民間人の若い女性を暴力で連れ去るハマスのやり方に強い憤りを覚えます。その何百倍もネタニヤフ首相は怒りに震えていることと思います。しかし、バーレーン、UAEと国交を結び、サウジアラビアとも手をつなごうとしてきたイスラエル。確かに変わろうとしてきていることをこの2年くらいは肌で感じてきました。それは国際社会に認めてもらえるような平和を希求する国家としての存在に近づこうとする姿でした。
だとすればこのぶち切れたようなハマスの攻撃に対して、できる限り冷静に、武装勢力のみをたたくという方針を貫いてくれたら、と願わずにはいられません。今までのように「やられたら10倍返し」という思考から、もしもイスラエルが脱していけたとしたら、この忌まわしいパレスチナ紛争はある意味大きな転換点を迎えるのかもしれません。
「何を甘いことを言っている」
とパレスチナの友人たちからは非難を浴びることは必至ですが、それでも願う。
「イスラエルよ、新しい時代のためにここは冷静に、こらえてくれ」
と。
桑山 紀彦
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