人に寄り添った
支援を届けたい。
現場で感じた人の力のすばらしさを伝えたい。
認定NPO法人地球のステージは、2002年に設立され、現在5カ国で活動を展開している団体です。支援事業と公演事業の2つの事業を行っています。支援事業では、現地のニーズや声に応え、医療・心のケア・教育・災害復興の観点から、支援を行います。また、公演事業では、支援の現場で出会う様々な困難の中で、底抜けの明るさや生きる勇気を持つ、人間の底力を伝えています。
誰もが自分の人生の
主人公として
生きることができる
目の前にいる
人と関わり、
人を支える
地球のステージのルーツ
地球のステージは、人との関わり方にこだわりを持っています。この4つのルーツは代表桑山が活動の際に気を付けていた観点です。現在は、地球のステージとして活動する全員が、支援の現場で向き合う人や、公演を届ける目の前にいる人に対して大切にしている価値観です。
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見て見ぬふりをしない
困っている人を見かけたとき、そっと声をかけてみる。自発的に行動する。そんな人でいることが活動への根源です。それはすなわち、自分の心の中に芽生えた「なんとかしないと」という気持ちに正直に生きていくということでもあります。
他人に対してついた嘘はごまかすこともできるけれど、自分に対してついた嘘はごまかせません。自分の思いにどう向き合っていくかは、いつも問われていることだと感じています。 -
個人の自己実現を大切に
国や団体を応援するのではなく、顔や名前のわかる「人」を応援する。その人の夢や願いの実現に向けて共に考え、行動し、背中を押す。そんな活動をめざしています。
それは国や民族を大きく支援するのではなく、その人に深く関わっていくというスタンスです。それは外務省やJICAといった政府機関が果たす支援の役割分担であると考えています。 -
「助ける」のではなく、
「支え合う」「何かをしてあげる」のではなく、「共に活動する」パートナーとして現地の人たちと向き合います。
助けるというのはその立ち位置に上下の差を感じる言葉です。私たちは常に同じ立場に身を置き、できることを行なっていきます。その先に、支援された側から何かを与えてもらうことも多々あります。だから私たちは、「助ける」ではなく「支え合う」という言葉を大切にします。 -
ひとりひとりの生き様を
受け止めるみんなそれぞれの正義があって、譲れないことがあるはず。まずは耳を傾けて、意思疎通し、思いをぶつけあう。現地のニーズにも応え、共にできることをみつけていきます。
正義の反対は「悪」ではなく「もう一つの正義」であることが往々にしてあります。正しいか悪かという視点では相互理解はなかなか難しいものです。相手が言う正義に耳を傾けたとき、たがいにとって大切な関係性が始まると感じています。
地球のステージの人と関わり人を支える事業
公演事業
「地球のステージ」
1996年1月15日に始まった、ライブ音楽と大画面の映像、スライドと語りを組み合わせた、全く新しいタイプの非営利コンサートステージです。全国の学校現場を中心に、行政、国際交流関係団体などの主催により、全国各地で公演を行っています。
公演事業について見る支援事業
支援を必要としている国内・海外の人々に対して、支援事業をおこなっています。現在は、東ティモール・ウガンダ・ミャンマー・パレスチナの4カ国で、長期的な保健医療医療・心のケア活動・教育支援を展開。国内でも、災害復興支援をおこなってきました。
支援事業について見る過去の事業
過去にも国内外にて、医療支援・心のケア・震災復興支援を行っていました。既に活動自体は終了している地域でも、別の関わり方で関係性が継続している地域が多くなっています。