今日もモハマッドからの報告が入っています。
「彼らは昨日、みんなで映画を撮影したユブナ難民キャンプの中心部にある多くの家を爆撃しました。とても残念です。
通信は全く遮断されており、自分は特殊な装置を使ってイスラエルとエジプトのキャリアをつかまえて通信できていますが、通常の生活の中では全く携帯電話が使えていません。
避難所内の人々には十分な食料や生きるために必要なモノがありません。衛生状態も極めて悪く、すでに精神的な問題も増加しています。
今、ガザでは平均すると、UNRWAの避難所には4,500人ごとに1台のシャワーユニットしかありません。また平均すると、同避難所には約220人に1つのトイレしかありません。
劣悪な衛生状態により、ガザの保健省のデータによると、下痢、急性呼吸器感染症、皮膚感染症、シラミの蔓延などの問題が多発しており、過去数週間で下痢の症例は2022年と比較して45倍、血性下痢の症例は14倍に増加しました。
人道支援活動の一環として、UNRWA は避難所にいる避難民に食料と生活用品を配布しています。 これらの品目には、小麦粉、缶詰、チーズ、ナツメヤシ、防水シート、ナイロン シート、マット、マットレス、その他の人道支援物資が含まれます。
少しずつだけれど、人々にものが渡るようになっています。でもそれは必要な量の20分の1程度です」
引き続き、モハマッドをはじめとするパレスチナのみなさんへの思いを持ち続けてあげてください。フード・バスケットの配布や心のケアを実施する人道支援活動のための募金も受け付けています。
桑山 紀彦
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